気分転換やストレス解消にも良い！

スポーツや部活動など定期的に運動をしている子どもの場合は、練習の前後にストレッチや柔軟体操を行っています。しっかりと時間が取れていればいいのですが、時間が限られていたり、アキレスなど限定的なストレッチだけでは少し心配です。スポーツや部活動をしている子どもこそ、自宅でできる簡単なストレッチで全身をよく伸ばして、筋肉の緊張緩和や骨盤のゆがみなどが出ないように身体全体をしっかりと整えましょう。
ストレッチはけがの防止にも最適ですが、子どもが一人でストレッチをしても正しい方向に伸ばしきれていない場合があります。時間の許す限りサポートをして、効果的なストレッチになっているかチェックしてあげましょう。

筋肉はその性質から、そのままにしておくと収縮して硬くなります。また、近年の子どもは屋外で走り回ったり自然に触れあって遊ぶことが少なくなっています。室内にいてゲームを続けるなど、不自然な姿勢を長時間保っていることもあります。これでは筋肉がより緊張してしまい、姿勢がみるみる悪くなります。この状態が長く続くと身長の妨げに繋がります。背中の下側にある広背筋、背骨や肩甲骨まわりの筋肉、上半身の姿勢を保つためのお腹まわりの筋肉、脚のまわりにある筋肉など、身体の成長に繋がる筋肉はストレッチをして伸ばすようにしましょう。筋肉の緊張がほぐれると、全身の血液の流れがスムーズになります。血流にのって酸素が脳に運ばれるので、頭の回転が良くなり勉強の効率は上がります。勉強の合間など、短時間でも良いのでストレッチをすると、気分転換やストレス解消にもなります。