姿勢の改善から取り組もう

身長を伸ばすための方法として、筋肉をほぐす効果があるストレッチがお勧めです。柔軟な筋肉をつくることで姿勢が改善され、身長の伸びを促します。
まず長座前屈は、立った姿勢もしくは座った姿勢で行います。簡単に説明すると、体を前に倒してつま先をさわるストレッチのことです。学校などの準備体操でも広く取り入れられているので、メジャーなストレッチ法でもあります。足と腰の筋肉をほぐす効果に期待できますし、下半身全体にアプローチすることで的確に筋肉をほぐせるストレッチです。さらに、開脚をした状態で前屈を行い、前後左右にそれぞれ上体を倒すことにより、股関節や内ももの筋肉がほぐされて血行促進効果にも期待ができます。

長座前屈を行うポイントは以下の3つです。

• 背筋を伸ばして背中は丸めずに、骨盤部分から倒すイメージで前屈をすること
• 無理のない範囲まで前屈をしたらその場で止めて、そのまま深呼吸を繰り返すこと
• 毎日継続して続けること

ももはストレッチや柔軟体操でもほぐしにくい部位です。正座して両手を後ろについてから身体を倒すストレッチは、ももの筋肉の柔軟性を高める効果に期待できます。体が硬いときつい姿勢となりますが、継続することで少しずつほぐれて前ももが伸びる感覚を実感できます。辛い場合には、膝を少し浮かせたり両手を身体に近い部分につくと辛さが軽減されるので、柔軟性に合わせて無理せずに調整してください。

体を後ろに倒すストレッチを行うポイントは2つです。

• 体を倒した状態で、深呼吸をしながら3分程度キープすること
• できるだけゆっくりとした呼吸を意識すること

このようなポイントに気を付けて、身長を伸ばすストレッチに挑戦してみてください。