身長は親から遺伝する？

身長は遺伝によって決まるから、両親の身長が低いと何をしても仕方がないのでは？という悩みを抱えている方がいます。遺伝で身長がどのくらい決まるのかということは、知っておきたいことですよね。この答えに関して、まだはっきりとは解明はされていませんが、身長は遺伝が関係していることは事実です。両親共に身長が高い場合には、子どもの身長は高くなりやすい傾向が見られます。しかし、必ずしもそうでないケースもあり、兄弟で身長差がかなりあるような方もいるので、遺伝が絶対的なものではありません。両親の身長と子どもの身長に関する有名な公式がありますので、一度公式に当てはめてみてください。
男性の場合　＝（父親の身長　+　母親の身長　+　13）×　0.5
女性の場合　＝（父親の身長　+　母親の身長　-　13）×　0.5

遺伝が影響する確率は、数％という人もいれば80％～90％というような人もいます。具体的に何cmに影響して、どのくらいの人が該当するのかということは答えが出ていせん。仮に約80％が遺伝で決まっていたとしても、残りの20％を運動・食事・睡眠・サプリメントでコントロール可能であれば、頑張り甲斐はありますよね。生活習慣などの環境が大きく影響しているのであれば、親の心掛け次第で子どもの身長を伸ばすことにも期待できます。今でも職業によって身長制限を設けている場合があるため、大人になってから後悔しても遅いのです。遺伝の影響が100％でないことは事実なので、やれることはやっておくという考えの方が建設的です。