成長期だと判断できる?
骨端線である程度判断することができる!
現代の医学により、子どもの身長が伸びるのは骨端線が閉じるまでとされています。この骨端線が閉じてしまうと身長はもう伸びません。骨端線とは、端にある軟骨と骨の中央部分のことをいいます。軟らかい骨である軟骨が少しずつ成長することによって、縦方向に骨が伸ばされて、すくすくと背が伸びていきます。成長期を判断する材料の一つであり目安となる、骨の成長点です。
子どものレントゲンに写っている、骨端線。成長期終盤になると次第になくなります。骨端線を見れば身長がどれだけ伸びるのかを予想できるのです。この状態を骨端線が開いていると表現します。もし、骨端線が見えない閉じている状態だと、成長期が終わり身長の伸びが止まったことを意味しています。成長期真っ只中である中学生でも、骨端線が閉じていれば、成長期が終わりを迎えたことを示し、負荷をかけたトレーニングをしても成長には問題ないと判断できます。
人それぞれ個人差があるので、子どものなかには小学校高学年のうちに骨端線がなくなる子もいます。骨端線の有無を判断する最も簡単な方法はレントゲン撮影です。ただし、ケガをしていないのにレントゲンを撮ることは現在の医療では認められていません。骨端線が開いている子どもの手は骨がスカスカでぐにゃにゃしています。一方で骨端線が閉じていると、骨の密度が濃くなり、硬くなります。もしも身長を伸ばしたいのであれば、成長期が終わって骨端線が閉じる前に対策を始めましょう。
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