中高生の身体と成長とは?
大人以上に栄養・休養・運動が大切
中高生という言葉があるように、中学生と高校生は一緒にカテゴライズされがちです。しかし、身体の発達は段階により大きく違うため、中学生と高校生は切り離して考えた方が良いこともあります。急激に成長する時期である「成長スパート」には男女差や個人差があり、開始年齢は4~5歳ほど変わってきます。男子は11歳頃から、女子は9歳頃から始まり、約4年間に及ぶとされています。この時期のエネルギー不足は身長の成長を妨げてしまうことに繋がるので、極端に運動量が増えすぎないよう調整したり、食事でできる限りの栄養を補うことが大切です。
中学生は、成長スパートの真っ只中に当たるため、休養・運動・栄養が重要となります。たくましい筋肉や脂肪は成長スパート後につけることは可能ですが、身長に関しては成長スパートのタイミングを逃してしまうと後から大きく成長するということはありません。女子は、急激なダイエットなどにより脂肪が不足してしまうと生殖器系の発達に大きな影響があります。運動や部活をしている子ども、していない子どものどちらも毎日必要な栄養を摂ることは共通して大切です。
高校生は、約3年間でほぼ成人に近い状態になります。身長の急激な伸びは止まりますが、成人の体つきににはまだなりません。少しずつ内臓や生殖器などの成熟が始まり、大人の体へと変わる時期です。高校生の体でもまだ未成熟であり、栄養・休養・運動が大切となります。
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