第2成長期と体格の変化について
男子と女子の体格の変化
第2成長期を迎えると、男子は体脂肪が減って筋肉や骨格がたくましくなります。女子は徐々に丸みを帯びた身体へと変化します。一般的に成長のピークは、男子で12~14歳頃、女子で10~12歳頃とされ、平均的には女子の方が約2年早くなっています。男性は声変わりが始まり、ひげが生えるなど男性特有の変化が見られるようになります。女性は、乳房・臀部・大腿部の皮下脂肪が発達して、女性らしい体型へと変化していきます。女性アスリートにとっては、身長・体重・体型などの急速な変化に合わせたトレーニングが必要になります。
この男性、女性らしい身体への体格の変化は、男子では男性ホルモン・女子では女性ホルモンの働きがカギとなります。体重や体脂肪率にも変化が現れます。男子の体重は、年齢が上がるとともに増加傾向にありますが、身長のピークははっきり分かっていません。男子は成長期に体脂肪が減少していき、11歳頃から成長のピークに達する12歳頃まで体脂肪率が低下し続けます。成長期以降には男性ホルモンによって全身の筋肉量が増えて、身長が伸びる傾向にあります。
大人と比べると子どもの身体は小さいので、必要になる栄養量も少ないと考えてしまいがちです。しかし、子どもは生きるためのエネルギーの他に、運動や部活に必要なエネルギー・身体が成長するために必要なエネルギーと大人とは少し違ったエネルギー消費があります。身長を伸ばすためには、日ごろからバランス良く栄養を摂取することが重要です。
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