成長には睡眠が欠かせない!
成長と睡眠の関係
睡眠はただ体を休めるためものだけでなく、子どもが成長するための大きな役割を担っています。ヒトは乳児期から思春期にかけて急激に成長する時期が来ますが、これは成長ホルモンが活発に働くためです。成長ホルモンは睡眠時に最も多く分泌されるため、毎日質のよい深い睡眠をとることが不可欠です。低年齢の子どもの夜型化は問題となっていますが、大人の生活習慣が影響を及ぼしています。まずは親の生活習慣から見直して早寝早起きを心がけることが大切です。
子どもの生活は、時代の変化により夜型化しています。近年、10時以降に就寝する3歳児の割合は50%以上にのぼり、幼児の頃からの夜型化が深刻な問題となっています。小・中・高校生の就寝時刻では、学年が進むにつれて遅くなります。中高生では、成長ホルモンの分泌がピークを迎える時間帯の22時までに熟睡していることが望ましいといわれます。
就寝時刻が遅くなると睡眠時間が減少し、起床時間にも影響します。時間がないからと朝食を食べなくなると、成長期の子どもの生活習慣全般に影響してしまいます。また、身体の成長を促すためには、睡眠と夕食の時間が大切です。栄養が小腸に届き吸収されるには、夕食を食べ終わってから約3~4時間とされます。20時までに夕食を済まさなければ、せっかく睡眠中に成長ホルモンが分泌されても、成長ホルモンのゴールデンタイムである22時~2時の間に身体を作る栄養素が届かないのです。
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