成長期の栄養不足について
現代の子どもは栄養不足になりがちです!
食事によってカロリーは足りていても、一部の栄養素が不足していることが原因で引き起こされる栄養欠乏状態のことを、新型栄養失調と呼びます。子どもの栄養不足を避けるために、肉・魚・野菜・果物といった食材を使ってバランスよく食べさせたいものです。しかし、子どもは好き嫌いや少食といった理由から栄養が偏ってしまうことがあります。子どもの栄養不足は心身の発達にも悪い影響があると指摘されているため、心身共に健康に育てたいのであれば、バランスの良い栄養摂取が欠かせないのです。
小学校進学後は、はるかに運動量が増えて人間関係も多くなるため、身体的・心身的サポートのためにもバランスのとれた栄養素が必要です。しかし、毎日3食しっかりと食べているのに不足しがちな栄養素があるのをご存知でしょうか。近年の子どもは、ビタミン・ミネラルの2つが主に不足しがちであるということが分かっています。
ビタミンは血液・粘膜・骨といった健康を保つ役割をしており、身体の機能を正常に維持するために不可欠な栄養素です。ミネラルは骨・歯など体の構成成分だったり、身体の調子を整える働きがあります。ビタミンとミネラルは体内で合成することができないため、毎日の食事から摂取することが必須です。ビタミンは13種類ありその中でも、ビタミンB1やB6は目に良いと言われますが、ビタミンB12は葉酸とともに赤血球の形成や成熟、正常な神経機能にも必要と言われます。
さらに、代謝にも関係していてDNAやRNAなどの核酸やたんぱく質の合成を促して細胞の生産や再生を助けることから、体の発育にも重要です。葉酸は、ビタミンB12とともに赤血球の生産を助けています。細胞の分裂や成熟に関与しているため、特に成長期子どもにとって重要であるといわれます。
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