成長に運動は欠かせない!
運動と成長の関係
子どもが運動する時間は年々減っています。習い事や学習塾、ゲーム機やスマホゲーム、遊ぶ場所の減少などが原因です。小学生から中高生にかけての成長期には、適度な運動を行うことは身体の発達にとても大切なことです。子どもの運動時間の減少とともに、運動能力も低下しています。この背景には、幼少期の外遊び経験が少ないことも考えられています。ケガをさせたくないなど親の意向もありますが、ゲームやスマホで時間をやり過ごしている子どもが現代には多いとされます。
小学生のころに身体全体や手足を動かすことによって、基礎体力が養われたりバランス能力や体を上手に動かす能力を高めることができます。小学校高学年から中学生にかけてスポーツや部活動などで心肺機能や筋力を高めることも大切です。適度な運動は、食事・良質な睡眠と共に、子どものすこやかな成長のための必要な要素です。運動や遊びをすることによってお腹がすいて食欲が上がるので、栄養のバランスを整えやすくなります。さらに、深い睡眠を促し成長ホルモンの分泌も刺激することができます。運動することにより、適度な疲労感があれば就寝時刻が早まります。夜に何度も目が覚めるような中途覚醒は減少するので、安定した睡眠をとれます。睡眠の質が上がると、不安感や憂鬱感・空虚感などの気分の落ち込みにも効果を発揮します。テレビやゲーム、スマホだけではなく、親として屋外での遊びや運動に誘導してあげることが重要です。
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